簡単アクセスカウンター
アクセスカウンター

志登神社(式内社) - 福岡県糸島市志登822021-06-22


志登神社 - 福岡県糸島市志登82
延長5年(927)にまとめられた『延喜式神名帳』に十九式内社の一社でとして糸島で唯一記載せられた式内小社です。


        一ノ鳥居

主祭神は、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)。その他に和多津見神(わたつみのかみ)、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)、息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと)、武内宿禰(たけのうちのすくね)を祀る神社。糸島唯一の延喜式内社です。延喜式神名帳には、怡土郡(いとぐん)志登神社一座と記されています。もともと12町(約12ヘクタール)の広さがありましたが、戦国時代に一度廃絶。しかし元禄3(1690)年、藩主・黒田光之(くろだみつゆき)によって再興されました。境内地の近くには岩鏡(いわかがみ)、鏡掛松(かがみかけまつ)、拝松(はいまつ)、古宮(ふるみや)、玉ノ井(たまのい)、ササヤキノハシなどの古跡が点在。かつては9月7日の神祭として潤村(うるうむら)まで御神幸がありましたが、現在は絶えています。
(県商工部観光局観光振興課 「ご来福」しよう HPより)





大石大神(立石大神)
第二鳥居と注連掛石の間に掛かる小さな石橋は、細語橋と呼ばれています。元は神社の入口(約1km)にあったもので、膝行の人が足が不自由で立てなかった人が、この橋の上に来ると立派に足が立ったとの伝説が残されています。元禄3年(1690)3月の社殿建立の際に、境内に移されました。立石大神とも大石大神とも称され、神池の畔の入口に万病平癒を願って祀られています。  (神社HPより)




二ノ鳥居
「この鳥居は、宝永四年(1707)に黒田藩四代黒田綱正が寄進したもので志摩怡土郡の現存する鳥居の中で最古の鳥居と思われる。」と鳥居横の碑にあります。

        平成27年(2015)12月に前年の火災焼失から再建されました。


        拝殿 本殿

        狛犬

        本殿



厳島弁財天
境内入り口右に鎮座する厳島弁財天は、福徳・諸芸能上達の神、水の神、蓄財の神として信仰される弁財天を祀っています。 (神社HPより)


        手水舎

太陽観測石・玉の井
社殿向かって右手前に太陽観測石と玉の井(井戸)が祀られています。玉の井は元治2年(1865)正月元旦に奉納されたものです。太陽観測石は伊都国時代の祈祷師が太陽を測るために用いた石とされています。 (神社HPより)

三柱社
社殿向かって右手に鎮座する三柱社は、天照大神を祀る皇大神宮、須佐男命を祀る八坂神社、十域別神と倉稲魂神を祀る志々岐神社を合祀しています。 (神社HPより)



御神木「神命木」
台風で倒れるも緑豊かに生きている古木です。奇跡的な、神授の森の神秘を感じさせる御神木として「神命木」と名付けられ、パワースポットとしても親しまれています。 (神社HPより)

鬼瓦
平成26年(2014)に焼失した社殿で使用されていた拝殿の鬼瓦と本殿に使われていた梢殿の鬼瓦です。神命木の隣にあります。 (神社HPより)

松本天満宮
社殿向かって左手の松本天満宮は、菅原道真を祀っています。志登字松本にあった天満宮を太平洋戦争中、食料を作るため遷座したもので、跡地は農地として活用されました。 (神社HPより)

西方に向かって社殿が建てられている志登神社は、冬至に夕日が沈む時、鳥居から社殿を結ぶ参道が一直線になるそうです。




コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック