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八女・上陽 星野川に架かる石橋2014-03-21

洗玉橋(せんぎょくばし・一連橋)
寄口橋(よりぐちばし・二連橋)
大瀬橋(だいぜばし・三連橋)
宮ヶ原橋(みやがばるばし・四連橋)
が上陽町の石橋四天王とされ、通称“ひ・ふ・み・よ橋” と呼び親しまれています!

洗玉橋
洗玉橋-2
①:洗玉橋
所在地:八女市上陽町北川内字洗玉 (星野川)
橋長:32.5m 、幅員:5m 、径間:22.5m 
完成年:1893年(明治26年)、種山石工 橋本勘五郎

八女市上陽町の北川内地区を流れる星野川にかけられた「洗玉眼鏡橋」
東京の日本橋や旧皇居二重橋など数多くの石橋を手がけたことで有名な名石工・橋本勘五郎(はしもとかんごろう)の最後の作品となった石橋(明治26年に竣工)。
当時70歳を超えていた橋本勘五郎が種山石工集団を引き連れ、八女の地へ経験と技術を注ぎ込んで洗玉橋ができたと言われています。
地元の長野石工、辺春(へばる)石工がその技術を引き継ぎ、八女の石橋を作ったといわれています。

寄口橋
寄口橋-2
②:寄口橋
所在地:八女市上陽町北川内 (星野川)
形式:2連石造アーチ
橋長:42.05m、 アーチ径:16.5m
完成年:1920年(大正9年)、長野石工 山下佐太郎

橋の袂には「ホタルと石橋の館」があります。ホタルと石橋の館は、上陽町の情報発信拠点であり、石橋廻りのパンフレットが備えてあります。
福岡県八女市上陽町北川内589-2 TEL/0943-54-2150  FAX/0943-54-2512
開館時間 / 上陽物産販売「茶彩館」 10時~18時
休館日 / 毎週水曜日 *水曜日が祝・祭日の場合翌日


大瀬橋
大瀬橋-2
③:大瀬橋
所在地:八女市上陽町北川内
形式:3連石造アーチ
橋長:45.5m 、アーチ径:12.0m 、幅員:3.7m
完成年:1917年(大正6年)、萩本卯作(北河内)

大瀬橋に併設されている橋
以前は、上り下りを新・旧の橋が受け持っていた模様?

宮ヶ原橋
④:宮ヶ原橋
所在地:福岡県八女市宮ヶ原
形式:石アーチ(凝灰岩)
橋長:46.0m 、橋幅:3.6m 、径間:9.0m(4連)
完成年:1922年(大正11年)、長野石工 山下佐太郎


* ― 平成24年7月九州北部豪雨 ―
* 2012年7月12日未明から早朝にかけ熊本県阿蘇市などで土砂災害が発生
* 阿蘇市だけでも、死者・行方不明22名、建物が多数損壊する大惨事に進展する
* その2日後の2012年7月14日福岡県内でも土砂災害、洪水が発生
* 矢部川・星野川・沖の端川などが氾濫し八女市、星野町、柳川市などに
* 甚大な被害をもたらした


写真は、水害1年後の平成25年に撮ったものです。
復旧はかなり時間がかかりそうです。