近江八幡 散策! (格安フェリーの旅)2024-05-17

昨年度11月、近江八幡、安土城を訪ねる計画を立てていましたが雨の為、予定変更して 雨の京都 白川、祇園界隈を散策にしました。
で、リベンジ。 近江八幡、安土城を訪ねる旅を計画しました。

安土城散策のあと、JR安土駅よりJR近江八幡駅へ

バス乗り場が沢山あります。
観光案内所で6番乗り場から小幡町資料館前まで行くといいと聞く。

小幡町資料館前で帰りの時刻表を確認して散策スタート!



        旧伴家住宅
旧伴家住宅は、江戸時代初期の豪商「伴庄右衛門」が本家として建てた商家です。
文政10年(1827)より天保11年(1840)の十数年をかけて建築したものですが、明治時代になって八幡町に譲渡して小学校・女学校と変遷しました。戦後は近江兄弟社図書館として使用され後に近江八幡市立図書館となり、現在は旧伴家住宅として公開されています。




新町通り
近江八幡市新町にある通り。江戸から明治にかけて建てられた近江商人たちの住まいが残されており、国の重要伝統的建造物保存地域に指定されている。郷土資料館や歴史民俗資料館、旧西川家住宅や旧伴家住宅などの近江商人の住宅が公開されている。

左、旧西川家住宅    蚊帳や畳表の商いで栄えた西川利右衛門の旧家。
正面の山が、八幡山 1585年(天正13年)豊臣秀次が築いた八幡山城の城跡です。







八幡堀
安土桃山時代に豊臣秀次が、琵琶湖を往来する荷船を寄港させるために整えた八幡堀。全長6㎞の堀沿いには白壁土蔵の商家が並び、歴史を感じながら水郷の風情を満喫できる。



近江兄弟社メンターム資料館
創業者ウィリアム‧メレル‧ヴォーリズ(William Merrell Vories)の精神を継承する株式会社近江兄弟社。本社1階ロビーを「メンターム資料館」として無料開放し、創業者であるウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏の歩んだ足跡を写真パネル展示されています。





西川甚五郎邸
八幡堀沿いに建つ「西川甚五郎本店」建物だけで200坪、庭を含めると700坪にもなる敷地を有する。界隈でも一際目を引く、立派な佇まい。
1587(天正15)年に西川家初代が近江八幡に居を構えて以来、江戸・京都・大阪ほかに出店を設け、一貫して本店は、本家のある地を拠点に商いを展開してきました。



白雲館




      偶然、かっこいいロータス・セブンが・・・・・


    八幡堀 ・・ 白雲橋より左右を望む



近江八幡日牟禮ヴィレッジ(たねや 日牟禮乃舍・クラブハリエ 日牟禮館)
近江八幡をこよなく愛した建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ。
日牟禮カフェは彼の手がけた旧忠田邸を補修改築した建物です。


日牟禮八幡宮


日牟禮八幡宮
近江商人から守護神として崇められた古社。エノキやムクの古木が生い茂る広大な神域に、拝殿や本殿が立つ。左義長まつりと八幡まつりは、県の二大火祭りで、国の選択無形民俗文化財。






八幡山城跡・村雲御所瑞龍寺門跡

石垣のみを残す「八幡城跡」、虎口、本丸跡などの石垣が見所です。



       桝形虎口の石垣

       村雲御所瑞龍寺門跡 : 桝形虎口に門が建つ
        本丸跡石垣前の手水舎

村雲御所瑞龍寺門跡 本堂
日蓮宗唯一の門跡寺院。
開基は関白豊臣秀次公の生母、瑞龍寺殿日秀尼公で、高野山で割腹、非業の最期を遂げた秀次公の菩提を弔うために文録5年創建。昭和36年に京都から八幡山城跡に移築。



展望をもとめて

      西の丸跡から琵琶湖を望む   左奥が比叡山

帰りのロープウェイから
       市街地を望む。ヴォーリズ建築らしき建物が目立ちます。

      西の湖の右上の低い山が安土城。




       たねや 日牟禮乃舍


      食事はしてませんが、昔ながらの近江牛専門店 まるたけ近江西川



スペイン風の玄関が印象的「旧八幡郵便局
当時の図面や写真をもとに復元された入り口(旧八幡郵便局)
     内部も公開されています



村岡邸:昭和初期に建てられた木造2階建て、岩瀬医院という病院(洋館部分)とその住居(日本家屋)でした。



ヴォーリズの処女作「アンドリュース記念館
旧YMCA会館で、ヴォーリズの処女作。1935(昭和10)年に建て替えられ、2007(平成19)年に改修された。




日本基督教団 近江八幡教会

16:07 小幡町資料館前より近江八幡駅行のバスに乗ります。

16:36近江八幡 ― 芦屋(乗換) ― 住吉(乗換) ― 六甲アイランド線でフェリー乗り場へ

      ゆっくりとお酒を楽しみながら帰路へ向かう・・・・・



今回の旅は、もっとヴォーリズ建築を見たかったのですが時間がありませんでした。
でも、歴史に触れた、いい旅になりました。

ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880~1964)
1880(明治13)年、アメリカ生まれ。24歳で滋賀県立商業学校(現八幡商業高校)の英語教師として来日。その後近江八幡に定住し、建築家として活躍。日本の気候風土や生活に合わせた工夫を施し、実用的かつ豊かなデザインと親しみやすい空間を有した建築を多く生み出した。一方、キリスト教の伝道、社会事業を展開し、近江兄弟社を設立する。1941(昭和16)年、日本国籍を取得し一柳米来留(ひとつやなぎめれる)に改名。1958(昭和33)年に近江八幡市名誉市民第1号に選ばれた。

福岡でもヴォーリズ建築が見れます。
1916年  博多ルーテル教会、 1918年  久留米ルーテル教会、 1941年     福岡中央教会

福岡社家町教会 -- 櫛田神社近く、蕎麦むらたの前にあります

福岡社家町教会は、1913年に、博多メソジスト教会として始まりました。創立から100年以上の歴史の古い教会です。礼拝堂は、ウィリアム・メレル・ヴォ―リスによって設計され1930年に献堂されました。現礼拝堂は、献堂当時のままの姿を保持しています。



ルーテル博多教会   福岡市博多区須崎町

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