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志賀海神社 歩射祭 - 福岡市東区志賀島2020-01-12



昨年、志賀海神社 ・志賀島を散策したとき、歩射祭に是非訪れたいと思ってました。
天気予報は、曇り一時雨。 朝から頑張って出かけました。





矢取りを務める子どもたち。


8:45到着。 祭りの準備は整い、神事を待つばかりの様子です。
先ずは、拝殿でお参りをしてスタンバイ!


午前9時、祭典の開始。





午前9時30分  今宮神社にて祭典。


射手衆は立烏帽子・浄衣の装束で、祭典後拝殿にて、「扇の舞」を奉納する










境内において、土蜘蛛を追い回すかのような、大的を背負った社人を先頭に庭内を三巡する
「的廻り」が行われます。 (10:00すぎ)



阿曇百足役のイトウベンサシが楼門前の御神橋より天地四方を祓い清め的場へと移ります。






いよいよ、射手衆の歩射です。




射的は射手が一人ずつ、一手(矢二本)を放ち、八人が三交代します。合計48本が射込まれる。
黒的に当たると観衆が〝ヨイヤァ〟とはやし、拍手で沸きます。








      射手士射的成績 ・・・ 〇×で成績がつけられていました。
      一手(矢二本)、二人一組で四回で八人。それが三回で、四八本の矢が射られます。
      午前11時より約2時間行われます。

的板の裏には志賀海神社の三神の「底津綿津見神」「仲津綿津見神」「表津綿津見神」と書きしるされた「お札」が張られてあります。
射的が終わると参拝者により「的破り」が行われ、的板を持ち帰り神棚に供えたり、戸口に飾るなどして一年の無病息災・五穀豊穣・豊漁を願います。


   的札を1枚ゲット!
    綿津見三神、底津綿津見神・仲津綿津見神・表津綿津見神の印があります。


    当日頂いたパンフレットをスキャンしました。
    裏面に、当日の参加名簿がありました。御座・地頭・射手・矢取 各8名。

射手を補佐する「矢取り」は数年後に「射手」となるための経由点だとされています。

矢取りを務めた子どものほとんどが、射手はカッコよく憧れ、未来の射手を目指すのでしょう。
文化継承のあり方がすばらしいです。

射手衆、矢取りや世話役,見守る島民との一体感と、古式にのっとった神事・弓を使う所作が素晴らしい伝統を感じます。
この祭を通して、若者逮は神を敬い、生活を律し先達に学び、次の世代へと引き継ぐのでしょう。


※ 頑張って当日の模様をYouTubeにまとめアップしました。
  編集しましたが、伝えたいことが多くて、長い時間になってしまいました。
志賀海神社 歩射祭 2020-01   (9時~祭典。 10時より的廻り)
https://www.youtube.com/watch?v=npIkfr-CJw0&list=FLwVL6bgSPW1aswlFigdLreA&index=3&t=0s

志賀海神社 歩射祭 2020-02   (11時より射的)
https://www.youtube.com/watch?v=qV3kf7N2dvM&list=FLwVL6bgSPW1aswlFigdLreA&index=2&t=936s





※昨年11月、訪れた志賀海神社の様子です。 ↓ ↓
  志賀島 散策 志賀海神社     2019-11-13  








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